WeとI 2013 12 8
書名 コミック 日本人がとっさに言えない この英語
著者 海東 鷹也 彩図社
外国へ行って、道に迷ってしまった。
手持ちの地図を見ても、今、どこにいるか、わからない。
そんな時は、日本人の感覚では、
「今、私は、どこにいるのだろう」と思います。
そこで、地元の人に道を聞くことになります。
さて、この本を見てみると、
「Where are we on this map?」になります。
ここで、英語嫌いの人が増えますね。
「なぜ、地元の人も当事者になってしまうのか。
道に迷っているのは、私であって、私たちではない」
こんなことが書いてある学習参考書を青少年に渡しても、
きっと彼らは勉強しないでしょう。
そこで、マンガ(コミック)で、
これを勉強するとなると、どうか。
マンガで英語学習ができるとなると、
英語嫌いの人にとっても、入り口から入りやすいでしょう。
つまり、入門しやすいでしょう。
日本でも、勉強嫌いの子供が多いですが、
それは、入り口のところで、つまづいて、
中に入っていけない子供が多いと思います。
これは、学校の先生に問題があります。
学校の先生になるような人は、真面目な人が多く、
そういう人の授業は、真面目です。
しかし、これは、別の見方をすれば、
そんな授業は、退屈で、つまらないでしょう。
その結果、勉強嫌いの子供が増えることになります。
真面目な人からみれば、
「マンガで勉強するなんて、けしからん」と思うでしょうが、
とにかく、勉強に関心を持ってもらうことが重要です。
最初は、マンガで、いいじゃないでしょうか。
きっと、いつかは学習参考書を読むようになりますよ。
子供には才能があります。
そして、好奇心であふれています。
しかし、その才能と好奇心が発揮されないのは、
教える大人の方に問題があると考えるべきでしょう。